「YUICHI TOYAMA.」のメタルフレームの定番、ダブルダッチと呼ばれるデザインシリーズ。

「ダブルダッチ」とは、ダブルダッチとは２本の縄跳びを扱う競技です。
そこから着想を得た同ブランドの代表的なコレクションで、2本の線が重なり合うようなデザインが特徴です。
無駄を削ぎ落とし、線の美しさを最大限に引き出したミニマルでモダンなデザインが魅力で、ブランドの代名詞的な存在となっています。

その「YUICHI TOYAMA.」より新型”U-178 Harry”の御紹介です。
オフィシャルの解説文の後、当店が勝手に喋らせて頂きます。

＜オフィシャル解説＞

ブローラインのエッジが際立つクランパント。そのシャープなラインにダブルダッチ構造を緻密に組み合わせています。掛け外しの容易な半掛けテンプルに”つままれた”ような細いヨロイと合口は、独自の遊びがあるアンバランス感でYUICHI TOYAMA.のニュービンテージを提案しています。

2016年に発表した「ダブルダッチ」シリーズと2024年に発表した「ピンチ」シリーズのハイブリットデザイン。過去にデザインされたダブルダッチ構造から『線』の持つ力をピンチデザインの『ユニーク』なクラシック感で表現しました。クラシカルでありながらアンバランスな抜け感のあるダブルダッチデザインとしてアップデートしたモデルです。

…との事です。

「YUICHI TOYAMA.」のデザインされたクラウンパントはエッジが立っていても顔なじみが良い。
通常は顔馴染みを良くする為、角を落として丸みを持たせる物が多い中ちゃんとエッジがある。
ここら辺がデザインセンスが光るところだと思います。

確かダブルダッチはオランダが発祥だと思います。怪しいですのでダブルチェックをお願いします。
ブローバー以外のフロントは一本のチタン線材から職人さんが手作業で曲げて作ってらっしゃいます。

鼻側のレンズ部分の隙間、これがデザインのアクセントになってますが思わぬメリットを生みだします。

レンズのひずみを押さえるのに一役買ってる訳です。
ひずみがあると正しいお度数のレンズでも見えにくさ・気持ち悪さを感じるものです。

チタン線材の部分に小さな段差、モールドがあります。
これが輪郭を際立たせシャープさや立体感を生み出しています。
この溝があると無いとじゃ大違いだと感じてますよ。
キモですね。

無駄を削ぎ落し、線で構成された非常に快適で柔らかな掛け心地のアイウェアです。

細く軽い・そしてチタンの程よいしなりが非常に快適です。
レンズの重さが加わりますが、それをしっかりと支えるスプーンの様な形状のノーズパッド。

掛ける御本人の骨格にもよりますが、鼻へのアタリををうまく調整できれば、既存の鼻パットの様なネジ式のフレキシブルさは無くとも、パットを固定するネジの脱落もなく安定した掛け心地を生み出せるんじゃないかと思ってます。

国産の高品質なデザインアイウェアです。
良かったら是非。