「EYEVAN」から"ALLEN(52)"の御紹介です。
オフィシャル解説文の後、当店の補足となっております。
（※カルチャー・眼鏡素材についての補足）

Lower East Sideのリヴィントンストリートに隣接するBeastie Boys Square付近で出会った、サングラスをかけた男性の姿から着想を得たモデル。
横長のフロントシェイプに、ブリティッシュヴィンテージに見られるレクタングル型の要素をミックス。
ヨロイにはサンプラチナ製の飾り丁番を合わせ、シンプルにまとめた。クラシックなフォルムにストリートの空気感を掛け合わせる、EYEVANが繰り返し用いてきたデザインアプローチのひとつ。
サングラスレンズはオリジナルのCR39製、4カーブレンズを採用。

以下当店の補足となります。

Lower East Sideはアメリカ東部、ニューヨーク市マンハッタンの南東の方にあります。

メッチャ移民が流入してくる地域で多様な文化が混在し、近年はアート、音楽、ファッションの最先端の場として知られるトレンディな地域に変化しているのが特徴とされている地域ですね。

Beastie Boysに関してはもう有名すぎるので割愛します。
そこの有名な交差点の事をBeastie Boys Squareと呼ぶわけです。

レンタクル型ってのは長方形型のレンズの事です。

最近やたらと持ち上げられているサンプラチナですが、眼鏡素材としてはやっぱりどう転んでもチタンにかないません。
しかしながら、カシメ鋲に用いる場合チタンには劣りますが、耐食性も通常のニッケル合金に比べれば遥かに優秀です。
このモデルの特徴でもあるカシメ飾りが腐食しない、ってのは結構ポイントだったりします。
ふとした時に透けて見えるテンプルの彫金が所有欲を満たしてくれます。

「EYEVAN」の凄い所はストリートの空気感を混ぜる割合がメッチャ巧いわけです。
掛ければそれだけで洒落た空気感になる優秀な一本です。
良かったら是非。