日本製のヴィンテージに良く見られた「貼り合わせのグラデーション」の出し方だと推測しています。
※間違っているかもしれません。

手間をかけて眼鏡が作られていた時代の手法だと思ってます。
言語化しにくいですが、斜めに2色の生地を張り合わせてグラデーションを作る方法だと推測しています。
それを元々あるグラデーションの生地と貼り合わせ、さらに滑らかなグラデーションにしている。
※横からの写真参照。

昨今の二色生地にありがちなスパッと色の境目がある生地では無く「滑らかに徐々に色に変化が訪れる」。
海外ではあまり見ない日本製ならではの手法だと思っています。

カラーの選択も良い。
写真では伝わらないのが無茶苦茶にもどかしい…本当にキレイなカラーです。
表記はGYH（グレイハーフ）となっていますがどこかしら深い緑を感じさせるグレーとブラウン味のあるベージュ。
(どちらのカラーも写真よりも僅かに鮮やかです)

WEBB NARROWと呼ばれるモデル名からもお判りの通りEYEVANを代表するモデル「WEBB」の華奢でスマートなバージョンとなっています。
基本、NARROWと表記されているモデルは現行品をスマートにしたモデルと捉えて頂いて構わないと思ってます。

彫金やゴールドカラーのカシメ飾り、こだわりの積み重ねがセルフレーム一つとってもここまで洒落感のある物になる訳です。
これ以上はもう何も申しません。
掛けて頂くとその良さが判って頂けると思います。
良かったら是非。

最後にオフィシャルの解説文を載せておきます。

EYEVANを代表するモデル『Webb』のリムを華奢にリデザインしたモデル。フロントデザインは、アメリカンヴィンテージの雰囲気はそのままに0.1mm単位で再度設計し直した。テンプルと丁番の組み合わせは、1950年代にハンドメイドで製作されたヴィンテージフレームのディテールから着想し再現した。