「プレスでひねりを加えたストレートテンプル」が機能的でミリタリーの要素をとりいれています。
EYEVANでは珍しい、少なくとも自分はそう思っています。
性別、年齢を問わず掛けられるモデルがほとんどである同ブランドですが、これに関してはいつもの上品さにどこか男っぽさを感じたモデルでもありました。

推奨はしませんが、ストレートテンプルの特徴としてヘルメットをかぶった状態からでも差し込んで掛けられたりする訳です。
このモデルもやはりヘルメットでサングラスが前に押し出されない様に、テンプルが他の物より短めに設計されてます。

いつも通りオフィシャルの解説文に補足入れる形でご紹介させて頂きます。

2010年にデザインチームが海外ブランドの為にデザインした手書きのラフスケッチを着想源にしたモデル。
レンズシェイプはその当時のシェイプと2013年に再考したシェイプをミックスして新たにデザインした。
過去のいくつかのアイデアとデザインをパズルのように組みあわせて現代のプロダクトとして蘇らせる、EYEVANが得意とする手法で生み出されたサングラス。
サングラスレンズはオリジナルのCR39 6カーブレンズを採用。

似たレンズシェイプで２４AWに発表された同ブランドの「Brooks」が御座います。
（Brooksにつきましては以前の投稿か当店のオンラインショップをご覧になって下さい）

ですが「Brooks」とは異なり、ツーブリッジの様なレンズシェイプをしていますが「ワンプリッジ」です。
リム幅も「Brooks」のそれより幅広で太い３ミリのリムを使用。
全体的にこちらの方が武骨な印象になってます。
テンプルはβチタンで、生み出す程よいしなりが気持ちよく掛け心地も良い。
プレスを加える方向を変える事で、デザインと機能面を巧く両立させている。
ブランドロゴやサイズ表記の印刷位置で、そのデティールへのコダワリが垣間見えます。
レンズカーブは６カーブです。
度付きにカスタムされる際はカーブ指定を宜しくお願い致します。

見た目以上に手間とコストのかかったプロダクトだと思っています。
写真でその魅力が伝わり辛いのが大変もどかしいです。

良かったら是非。