EYEVANから過去に出ていたモデル「Aztec」(2023ss初出、2024年12月時点、当店に在庫あり)
のレンズシェイプ違いのモデルです。

ですので解説は過去の「Aztec」と同様の解説に補足を加えさせて頂いたものとなります。

フレームを所持している本人にしか分らない、所有欲を満たすEYEVANらしい良さがあるフレームです。
智のメタルパーツに独自性を感じるサーモントです。

自分は「フロント裏側の金属パーツ」の使用にグッときます。
智のメタルパーツを裏側から固定する為のパーツです。
この様な構造の場合、通常はネジのみ、またはコの字型の金属でプラパーツを挟み込んで固定します。

この「Crow」は固定の為に裏側のブロー部分を座彫り、金属パーツを埋め込んでネジで補強しています。
面で補強する事で強度が増し、そこに装飾性を加える事も出来る、EYEVANじゃないと思いつかない発想だと考えています。

今回はデザイン年代不明の初期EYEVANデザインチームのヴィンテージサーモントフレームが着想源らしいです。
サーモントが元々持っているその武骨さに、繊細さと上品さをミックスしたモデルって事らしいです。
EYEVANのサーモントフレームはホント良い。
ネガティブなジジ臭さが無い。
渋さと洒落っ気だけを純粋に抽出しています。
デティールへの飽くなき追及が、小さな積み重ねがそうさせるんでしょうけど、言語化できません。

「Aztec」から「Crow」への変更点はレンズシェイプがボストンからウエリントンへ、サイズは４７□１９ー１４０から４８□２０ー１４５になっております。

良かったら是非。