phi、”逆さにしてもきれいなラウンド”。

「掛け心地と品質のすばらしさ」はいつも伝えさせて頂いておりますので今回は外観的要素に絞ってお話しさせて頂いております。

ラウンドとはいえTAYLORのこれは”真円では無い”です…恐らく。

通常のラウンドは真円の物は逆さにしてもそのままの円。
少し調整を加えてある”真円ではないラウンド”の眼鏡を逆さにするとやっぱり上下逆だなとハッキリわかる訳です。
上下逆さにすると形の狂いは案外とあぶり出されるものです。

どういう事かと申しますと、それが判らない位レンズの形がきれいって事です。

黄金比にデザインソースがございます。
スリットの比率が1:1.618という比率になってる訳です。
その1.618と言う黄金数からφ（ファイ）って名前が付いてます。

ようするに「レンズの外周が1:1.618」に分けられてるよって事なんだと思います。
その故意に分割したスリットに違うカラーリングが乗ってます。
上のラインがブラック、下のラインは落ち着いたグリーン。
一見ちぐはぐなカラーに思えるかもしれませんが、「色の面積が小さいので言われないと全然気が付かないレベル」でなじんでます。
下にグリーンカラーを持ってきた事がポイントで、ブラックだと下に引っ張られて重く感じちゃうのをうまく回避しています。

このモデルに関しては恐らく他にも黄金比仕込まれてると感じてます。
探してみるのも楽しいかもしれませんね。

mesa(メサ)やvoid(ヴォイド)も当店のオンラインショップや過去のインスタグラムの投稿で”引くほど解説させて頂いております。
良かったらご覧になって見て下さい。

ちなみに当店入荷のphiシリアルナンバーが１１１１のゾロ目です。