テンプルのカシメ位置、これこそが「E5 eyevan」の機能性を第三者が視認できる主な部分かもしれません。

リムが細身のウエリントン。
新設計の細テンプル。
E5の既存モデルより体積が抑えられた事に加え「Highcount acetate」の仕様により大変軽量です。

「E5 eyevan」から「P18」の御紹介となります。
こちらはフロントがマットブラック、テンプルがデミブラウンのコンビカラーとなっております。

「E5 eyevan」のプラ枠はどのモデルも全て「高密度で変形が少なく、人体からの影響、経年変化がしにくい」Hightcount acetateを使用しています。

「P18」のテンプル、これもまた他の「E5 eyevan」と同様に適正な重量と側頭部へ接する面積を考慮し作製されたパーツ。

テンプルエンドにタングステンのバランサーが無いタイプです。
テンプルエンドを太く設計、肌と接する面積を増やしグリップ力を上げる。
さらにフレームの後方に重心を持ってくることでお鼻への負担を軽減させています。

加えて、丁番のＬ字の構造。
側頭部を挟み込む力を緩和しさらにねじりを加えていることが眼鏡製作者の調整をより精度の高いものに出来ます。
耳の高さの調整、左右差もこれで解消できます。

オールプラスチックフレームで「E5eyevan」独自構造のL字丁番を埋め込もうとするとこの位置にカシメが来るわけです。
自分は一種のアイコンみたいに感じています。

丁番のネジ部分は、上から筒状のパーツを通して下からネジを入れる。
このパーツを仕込むことでネジの脱落を防ぐわけです。

なぜここのネジが緩んで抜けるかと言いますと、テンプルの振動がネジに直接伝わるから。
それを防ぎます。
さらにネジのギザギザ（ピッチと言います）が通常の二倍。これでさらに抜けにくく緩みにくい。

プラフレームは智の部分のみで力を逃す仕様ですので特にネジにテンションがかかって抜けやすくなる。
それを防ぐこの仕様はまさにって感じです。

鼻パッドはニュクレル素材でグリップ力を上げズレ防止に一役買ってます。

掛け心地が良く、軽く、適正な強度があるという理想的なプロダクトそれが「E5 eyevan」。
良かったら是非。

＜ご紹介した商品はこんなブランドです＞

EYEVAN社が「形態は役割、目的に従う」という生物学の思想から直接的に影響を受けた機能性を追求したコレクション。
それが「E5 eyevan」と呼ばれるプロダクトです。

実用的（装飾的なオブジェや美術品では無く道具）である事。
機能（過度な装飾はせず無駄を削ぎ落した機能性）が必然である事。
安心して扱える事。（掛け心地）
フレキシブル（年齢や性別、骨格にとらわれない調整が可能）である事。
長く使える事。（壊れにくくモノとして長く使用できる）

この考えを元に使用される素材や修理のしやすさ、交換パーツまで考え抜かれたアイウェアです。