EYEVAN社の８０年代中盤に生まれた名作を現代の技術で蘇らせた「capsule collection」。
以前に発表されたE-0511と同様のコンビネーションフレームです。

もはやEYEVAN社のお家芸と言っても良いのではないでしょうか。
隙間なく彫り込まれた彫金。
クリアカラーの様な芯金が透けて見える素材だと特にその魅力を感じる事が出来ます。
こちらのブラックカラーは、剝き出しの金属部分に突然現れる凄みのある彫金とのコントラストが良い。

各パーツのドッキング部分の始末、素晴らしいです。
ブリッジとプラ素材の結合部位、ここに金属プレートを嚙ますだけで故障率が大幅に下がります。
プラ生地は経年変化で縮みます。
こればっかりは避けられない。
それによって出来る隙間でフレームがガタついたりする事も…。
出来る限り長く使って貰える様に、その縮んだ分をネジで締めて”ある程度まで”ケアできるように作られています。

ブリッジはチタンで強固に、テンプルはβチタンの芯材を用いる事によって非常に快適な掛け心地です。
ここ最近のEYEVANのフレームの中では一番の掛け心地じゃないかって考えてます。

眼鏡のシルエットは相変わらずメチャクチャ綺麗です。
「こういうのが欲しかった」をちゃんと形にしてくれている良い眼鏡です。

良かったら是非。