1957年創業の恵那眼鏡（岐阜県）のファクトリーブランドとして2008年にスタートした当ブランド。
昔から音楽との親和性が高く、東京事変、オカモトズとか長岡亮介さん、SOIL & "PIMP" SESSIONSとのコラボもあった気がします。
Nハリ、marka、ファセッタズムともコラボあった気がします。
記憶怪しいですが…。
ブランドに関わっていらっしゃる方が、もともと音楽や服飾関係であった事が関係しているのかもしれません。
今話題のジャックマリーマージュやオリバーゴールドスミスのセルフレームはここが作ってたりする訳です。
アセテートフレームを日本で初めて量産化に成功したのもここだったりします。

デザインチームが一新された事でより時代にあった柔らかなクラッシックデザイン。
それを可能にする生産背景。
なにを隠そうこの恵那眼鏡、実は分業が多い眼鏡業界では”大変稀有”な一貫生産を行えるファクトリーです。
だからこそ可能なクオリティー、修理やパーツ交換等のアフターフォローの迅速さ、それを的確に遂行できる稀有な工場です。

こちらのHOPKINS、ブルースミュージシャンがソースのモデルとなっています。
井川眼鏡では兎に角使い易さを意識してオーダーしてみました。
レンズシェイプはパリジャン型。クリングス式のノーズパッド。
側頭部の形になるべく沿う様、しなるように厚みを変えたテンプル。
デザインチームが考え抜いたファッションアイテムとして取り込みやすい形、肌なじみの良いセレクトの生地カラー。
ハイクオリティーなのは当たり前、特筆すべきはフレーム磨きのエグさです。
タキロン製の固く丈夫な生地を磨いてきた経験からでしょうか、通常の3倍の時間を掛けて仕上げてくるフレーム磨き。
その艶、掛けた時の滑らかさ。
多分ここ独自の肌触り、ツヤ、ヌメリ感だと思います。

凄まじい使い勝手の良さ、合わせる服装なんてなんも気にしなくて良い。
サラッと掛けれてサラッと決まる良い眼鏡です。

良い日本製のアイウェアの最初の一本として掛けて欲しい。
ラグジュアリー、高価格帯のフレームがあふれる今だからこそ必要と考えています。
トレンド、カルチャー、ファッションを理解している若い力（デザイナー、営業、職人）がしっかり成長してきた真価、今こそ開花です！