トラッドで威厳的、武骨な空気感、そこに知性をまとうサーモントと呼ばれるフレーム。
一筆書きの様なプラパーツで現代的なエッセンスを加えた、ジェントルマン流のスマートでモダンなサーモントです。

定期的にサーモントと呼ばれる形のフレームを発表してきているブランドです。
fakeから始まり変化球的なbruno、noel、brian…etc。

アメリカ軍のモント伯爵が名前の由来である”サー、モント”
２０２３AWはボストンタイプとスクエアタイプの２型発表されています。
自分はあえてスクエアタイプの”KEVIN”、こちらをチョイスしています。

βチタンの平打ちの様なテンプル。
この厚みや幅が最適で、コシといいますか、モッチリとした粘りのある金属が生み出す快適な掛け心地。（麵のような表現になってしまいました）
更にボリュームのあるモダンで包み込むようなホールド感があります。

変に模様のある彫金を入れず、リムとテンプルをモールド（レコードの溝の様ですね）で統一。
これがこのフレームのスタイリッシュさにメチャクチャ効いてると思ってます。

こういう形のフレームってどちらかと言いますと、ビジネスシーンでよく見る形のフレームですよね。
まぁそれくらいフォーマルな形って事です。

そのフォーマル感、ストイックさをより感じられるのがこのcol.B（Matte Silver - Matte Black）
固く、生真面目になり過ぎてしまう所をスムースな質感で逃し、上品さをプラスしています。
表面のみマットに仕上げています。
プラ生地の裏側は”わざわざ”ツヤありにしてます。（これはフロント部分以外はユーザーへの配慮で行われていると思ってます。）
実はメチャクチャ手間かかってます。

Bカラーはプラパーツとメタルパーツのコントラストがハッキリと出ています。
ジェントルマンのオリジナリティーのひとつ、作りこまれたメタルパーツのデティールやデザイン性をより発信できるカラーリング、テクスチャになっています。

シックという言葉がピッタリはまる、上品でアカ抜けた良質な眼鏡。

ちょっと最近見かけなかったレンズシェイプですので自分には新鮮に映りました。
大人の眼鏡ですね。

良かったら是非。