EYEVANの８０年代中盤に生まれたアイコニックなモデル。
それを現代の技術で復刻させたラインが「Capsule collection」と呼ばれるシリーズです。

このモデルに関してはオフィシャルの解説がスンゴク良かったので自分はその用語解説、補足説明に徹したいと思います。

では本文をば…。

1980年代に発売されたEYEVAN唯一のサーモントブロウ、DD-14をベースにブロウパーツとレンズのバランスを調整し、素材をチタンに変えてアップデートしたモデル。ヨロイのかしめパーツはオリジナルを元に忠実に復刻。ブリッジパーツは表に見える部分は忠実に復刻し、ブロウ内部に隠れる部分には1960年代にアメリカで流行していた「スピードライン」の模様を施した。テンプルデザインは1960年代のアメリカンヴィンテージをアイデアソースに新たにデザインから起こした。

DD-14T、今自分が一番欲しかったサーモントフレームの空気感、デザイン、サイズです。
恐らく８０年代のオリジナルバージョンは、レンズサイズが大きく、ブロウパーツは少し細く作られていて、更にジャパンヴィンテージの最大特徴として挙げられる、
ブリッジが狭かったんじゃないかと思っています。

ブロウ内部の説明の補足なんですが、写真載せておきます。（写真はPBKPカラーのモノ）
ばらした内部はこうなっています。
見えない所もこうして彫金が入っているんですよね。
隠れていたブリッジパーツのライン模様、これがスピードラインを模してる訳です。

んでこのスピードラインって何？って事なんですけど、ストライプを使用してスピード感を表現するアートの技法のひとつです。
よく漫画とかアニメで見る線の表現です。
あれを思い浮かべてもらうと結構です。

テンプルデザインを刷新した事で、程よいマスキュリン感が加わって個人的に大変ツボなサーモントフレームに仕上がってます。

良かったら是非。