「洒落をちゃんと理解しているデザインチームが作ると、定番の形でも古臭くはならず、ちゃんと垢抜けたフレームになる。」
この言葉につきると思います。
ブラウン生地とシャンパンゴールドのコンビフレームです。
ウインザーリムを使用し、リム部分のプラ生地を可能な限り薄く仕上げてあります。

ユウイチトヤマのラインでもDシリーズはUSH時代（ユウイチトヤマの前身のブランドネームです）に一番近いかもしれないと思っています。
デザインの基本的な考え方やベースはYUICHITOYAMAの本ラインと変わらないのです。（外山さんが掲 げる「5 ルーティン」(見る、考える、描く、作る、壊す)のもとにアイウエアを提案する手法）そのUSH時代からのアイデアソースが保管されているファイルをデザインチームと共有して生み出されたのがこのDシリーズです。

こちらのモデル、プレーンなラウンドタイプのセル、なんですが鼻パットが靴ベラの様なメタルパーツで形成されています。（これの解説につきましては同じくDシリーズのud-133に詳しく記載させて頂いておりますのでご興味御座いましたらそちらを一読宜しくお願い致します）

ネジで固定してあるクリングスタイプの鼻パットと違い、ネジが緩み外れる事がない、うまく骨格に合うと通常の鼻パットより安定感があるのではないかと考えています。

一見シンプルに見えて少し癖のあるフレームが堪らなく好きです。

何も考えず掛けてもそれなりに決まる、飽きの来ないフレーム。
Dシリーズは目立ちにくいけど名作ぞろいだと思ってます。