言語化できない迫力、佇まい。
時を経ても不変的な何か…自分がフレームをセレクトする際に結構重要視している要素です。

フレームの外観、トレンド等、都会のお店は考慮することも多々あると思います。
井川眼鏡は立地的にとても都会とは言いづらいです。ひいき目に見ても。
流行だけを追うと滑りますので、アヤフヤナ感覚的な所にも重きを置いてピックしています。
勿論トレンド、所有欲をみたす事に振り切ってるフレームもお取り扱いしてますよ。

話は逸れましたが「TOKIWA made」にはそんな迫力を感じましたのでセレクトさせて頂いています。
t-1957です。

レンズシェイプはクラウンパントとなっています。

今回は「TOKIWA made」の掛け心地にも注視したいと考えてます。
さて肝心の掛け心地ですが抜群に良いです。

まずβチタンを用いておりこれによりかなり頭部のサイズ、ハチの張りによって起こる眼鏡の飛び出しをある程度許容できます。

ギミックでどうこうするより、素材の弾性で頭部の締め付けを解消した方が故障も少なくシンプルで自分は好きです。
さらにテンプルエンドを外に逆反りさせる事で掛け外しを容易にする工夫がして御座います。
これだけで格段に掛け外しのストレスが無くなります。
動作がスムースになりますよ。マジで。

カラーパレットも絶妙です。
通常のアンティークカラーではもう個人的に物足りなくなってしまっています。
今や王道となった形です、しかしその色の組み合わせだけで新鮮さ、洒落っ気、質の高さを感じ取ることができると思ってます。

名作だと思っています。
ヨロシクどうぞ。