実物はもっと色鮮やかで数段美しいです。
写真で伝わらないのが非常にもどかしい。

業界内で通称１個枠と呼ばれる、ネジで固定する「テイラー独自のオリジナルチタンブリッジ」を採用。
（※TAYLOR WITH RESPECTのホームページ内"Concept"内"品質"の項目を参照して見て下さい。
このブランドの凄さの一端を垣間見ることが出来るはず）

このブリッジパーツ、フロントとブリッジをネジでしっかり固定する為、ネジ穴の中にパイプを通す設計となってます。
その部分まで「ロー付け無しの削り出し」です。※ロー付けすると、ここまで精度が高く組み上げられないと思います。
言葉で説明するよりブランドオフィシャルページの写真を見て頂くと一目瞭然です。

これ同様にT字型のヨロイも同じ仕様となってます。

見えない箇所にまでこだわるブランドのフィロソフィー（哲学）ってやつです。

TAYLOR WITH RESPECT（テイラーウィズリスペクト）より新型の御紹介です。
モデル名は merge（マージ）。
merge（マージ）とは、融合する、併合する、合併する、混合する、結合する、統合する、などの意味を持つ英単語。

その名の通り、既存モデルのunionとwalpoleを融合したようなフレームです。
テイラーでは初期モデル以外あまり見ない天地幅の浅い「union」の要素を含んだモデルです。

デザイナーの脇さん、プレスの谷口さんのお話ですと、
ブランドチームでコレクション内容を精査している中「union」の休止が決定。
その系譜を持ち現代へもアプローチできるモデルとして「merge」が誕生したそうです。

フレーム全体の佇まい・グラデーションを用いたカラーリングが兎に角キレイ。
敢えてダメージドカラーを採用しなかったのも高級感・上質さに拍車をかけていると思います。
ブラックカラーはフロント表面・裏面はブラックですが、側面部だけは磨き上げメッキなしという凝った仕様。
自分が現在非常に欲している天地幅・サイズ感のフレームです。

掛け心地・壊れにくい・オプティシャンによる細部まで調整可能な道具としての懐の広さ。
細部まで一切手を抜いていない凄まじい作り込み、加えてこの美観。
個人的にテイラーのメタル史上最高峰の出来だと思ってます。

TAYLOR WITH RESPECTが提案する最高級のニュースタンダードです。