経年変化や使い込まれたフレームの空気感を再現した表面処理、「ヴィンテージ加工」。
Mr.Gentleman EYEWEARの"MERYL"に採用されております。

「強度リム」と呼ばれる、かなり幅のあるリム（レンズを囲む金属部分）が用いられています。
それを部分によってカットし鼻側は薄く、外に向かって広く幅のあるリムになる。
ゴーグルの様なデザインになっています。

テンプルは先シーズンのDavid等にも用いられたテンプルとなっております。
ジェントルマンのセル使用を使用したテンプルでは一番細いタイプ。
クリア生地から覗く梨地を施した芯金。

勿論ちゃんと"3Dテンプル"仕上げ。
"3Dテンプル"ってのは局所的にテンプルの厚みを調整して側頭部の締め付けを解消する、
ジェントルマンのセルフレームに良く用いられる手法です。

言葉だけだと武骨なフレームを想像しがちです。
しかし随所にみられる丁寧で細やかな仕事が非常に繊細で、上品な眼鏡に仕上がってます。

高品質な洒落者の眼鏡です。
良かったら是非。

元ネタは映画の「マディソン郡の橋」かもしれないです。
今期発表モデルとしてCLINTとMERYLが発表されてますから…。
クリント・イーストウッドとメリル・ストリープから取ってるかも。
自分はこの映画を拝見しておりませんのでハッキリした事はわかりませんが…。