フロントはお馴染み”軽量かつ熱、経年変化に強い”Hightcount acetateを使用。
テンプルには通常のアセテートが使われています。

新構造として背面にチタン製のリム、ブリッジ、ヨロイを組み合わせたメタルフレームが組み込まれています。
いわゆるソフト枠、インナーリムのフレームを応用したものです。
通常だとコンビフレームって補強構造のバックボーンは背面上部に這わせるパーツがあるだけです。（わかりにくい説明ですみません）

これの凄い所はフレームの形に対して一対のパーツを設計して新規に作成しなければならない事です。
当然前者よりコストはかかってると思います。
ただこの構造を採用することによって経年変化によるプラスチックフロントの緩みを克服してる訳なんですよね。

このモデルに限らずＥ５に共通する項目として

「眼鏡のテンプル、モダンに重さの比重を持ってきてあげる事でレンズの重さによる鼻にかかる負担、ズレを出来る限り緩和する」
この為に前述の通り、フロントとテンプルで素材を分けてある訳です。
モチロン鼻パッドはニュクレル素材でグリップ力、掛け心地を上げてる訳なんですけど、これ喋りだすとキリがないので割愛させて下さい。

因みに使用している金属は全てフロントはチタン、テンプルはβチタンとなります。

E5の１ｓｔコレクション発表の投稿で”機能性がデザインを決定している眼鏡”
と言う表現をさせて頂きましたが、今は「掛け心地、調整はもちろん、出来る限り修理可能な構造、これがデザインを邪魔していない」
と言う段階まで進化してきていると思っています。

ｃ１と違って少し縦幅が狭く横長なレンズシェイプです。
クラッシックのトレンドが出てきた最初期によく見たフレームの形態です。
自分にとっては少し懐かしくもあります。

良かったら是非。